孫子の兵法
2009年 11月 02日
なんとなく、孫子の兵法に関する本を2冊。
日本史好きだけど、中国史もそこそこ好きなんで。
孫子の兵法、「敵を知り、己を知れば、百戦危うからず」のアノ本ね。
下記、自己の備忘録のために。
「兵ハ詭道ナリ」
戦争は、しょせん、だまし合いである。
たとえば、できるのにできないふりをし、必要なのに不必要と見せかける。
遠ざかるとみせかけて近づき、近づくと見せかけて遠ざかる。
有利と思わせて誘い出し、混乱させて突きくずす。
充実している敵には、退いて備えを固め、強力な敵に対しては戦いを避ける。
わざと挑発して消耗させ、低姿勢に出て油断を誘う。
休養十分な敵には奔命に疲れさせ、団結している敵には離間をはかる。
敵の手薄につけこみ、敵の意表をつく。
これが勝利を収める秘訣である。これは、あらかじめこうだと決めつけてかかることはできず、たえず臨機応変の運用を心がけなければならない。(出典:孫子の兵法)
なるほど、なるほど。仕事でも当てはまることあるよな。
それから、「不毛地帯」を見ているとつくづくそう感じる。
「将トハ、智・信・仁・勇・厳ナリ」
将軍とは、智、信、仁、勇、厳の五条件を満たす人物でなければならない。
智:情況を読む力。先見力。
信:信頼。約束を守る。ウソをつかない。
仁:人への思いやり。部下への思いやり。
勇:勇気。決断力。勝算なしと見極めたときには、あえて後へ退く勇。
厳:厳しい態度。信賞必罰を持って部下に臨むこと。
(出典:「孫子の兵法」がわかる本)
なるほど、なるほど。孫子サン、勉強になります。
2000年以上も前からこんなこと言ってたなんてスゲー。
こちらの本、とこどどころ三国志等中国史のエピソードを挟んでくれているのが、個人的には休憩できて読みやすかった。
ちなみに、筆者の守屋さん、曹操と司馬懿に関して、だいぶ押してマス。
三国志演義とか映画「レッド・クリフ」とかだと、どうしても蜀:劉備・諸葛亮孔明=英雄、魏:曹操・司馬懿=極悪人みたいに描かれちゃうけど、曹操に関しては、劉備の何倍も優れたリーダーだったし、司馬懿も孔明に負けないくらい優れた軍師だったわけで、そういう意味では、知識の幅が広がり面白いかも。
でも、「レッド・クリフ」では、何といっても周喩の妻・小喬だね。リン・チーリン、最強に綺麗だし。
なんか話がズレてきた。
ズレたついでに。
歴史モン好きなんで、今クールでは「JIN-仁-」にハマってます。
内野聖陽の龍馬、ハマってるなー。中谷美紀、綺麗だよなー。
武田鉄矢の緒方洪庵も意外と好きだったりする。
つーわけで、どーでもいい雑記でスマソ。