朝陽門(中華街の青い門)
2007年 11月 27日
中華街には、全部で10基の門(牌楼)がある。
一番メジャーなのは、大通り入り口にある善隣門ネ。
写真は、ちょいマイナーな朝陽門。東門とも言われる。
ここで、門トーク。
中華街の門(牌楼)は、風水思想に基づき建てられ、東・南・西・北にそれぞれ意味と色がある。
中国では、昔からお城を建てる時に、東・南・西・北に道を貫き、それぞれに門衛を置いた。
城内に侵入しようとする邪気を見破り、追い払うためである。
んで、それら4つの門は、「春夏秋冬」「朝昼暮夜」の陰陽五行に基づく「青赤白黒」で塗られたそうな。
中華街の門もこれに同様であり、東門=青、南門=赤、西門=白、北門=黒に彩られている。
東の方角から上がる朝日を一番に迎え入れ、街全体に繁栄をもたらしてくれーぃ。商売繁盛バンザーイ。
そういう願いが込められている。
ついでに言っちゃうと、
朱雀門(南門)(赤)=厄除け、大いなる福。
延平門(西門)(白)=平和、安らぎ。
玄武門(北門)(黒)=子孫繁栄、長寿。
という意味と色を持っている。
中華街、肉まんだけじゃーアリマセン。
でも、肉まんが恋しい季節。本日もよろしくどうぞ。人気ブログランキング★
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