
前の職場の先輩に連れてきてもらって知ったこちらのお店、中に入ると、老舗の伝統を感じさせる趣のある空間が広がる。
この感じ、落ち着くんだよねぇ。
ちなみに、「スンガリー」とはハルピン市を流れる川の名前らしいっす。
詳しくはコチラ。
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歌手の加藤登紀子さんの両親である加藤幸四郎・淑子夫妻が新橋に店を構えたのは昭和32年のことだった。スンガリーは、夫妻が戦前を過ごした満州での良き日々を懐かしむためのサロンとして発足したもので、店名は満州ハルビンを流れる河、スンガリー(松花江)に由来する。
開店には、亡命ロシア人達の働き口を確保する目的もあったため、料理長、ウエートレスともにロシア人を集めた。
お客もハルビン帰りや、シベリア抑留されていた日本人が多かった。
当時、大陸の思い出とロシア料理は強く結び付いていたのだ。
(出典:新宿名物探訪)
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歴史を感じずにはいられないっす。
頂いたMENUはコチラ。
黒海の月夜コース(4,000円)をオーダー。

(ロシア式フレッシュサーモンマリネのブリヌイクレープ包み)
サワークリームとサーモンの相性は抜群だし、それらを包むクレープ生地もまた美味
いんだな。
●グリヴィヴ・スミターニェ
(パンをかぶせたマッシュルームのつぼ焼きクリーム煮)
マッシュルームの香りがいいね。
濃厚なホワイトクリームもいいっす。

(赤かぶと肉野菜の旨みたっぷりスープ)
ロシア料理の定番ですな。
野菜の旨みが存分に染み込んでマス。
今の季節もいいけど、これ冬の寒い日に飲んだら、温まって最高だね。
●ゴルブッツィ
(ウクライナ風ロールキャベツの煮込み焼きトマトクリームソース仕立て)
このロールキャベツが激ウマなんだな。
肉の旨みが口の中にジュワーっと広がる。
俺にとってのロールキャベツNo.1はコチラのお店のロールキャベツ。
ボリュームもあるので、食べ応えもあり。
●ピロシキ
(挽肉、たまねぎ、卵の入ったロシア式焼きパン)
コチラもロシア料理の定番中の定番。
焼きと揚げが選べる。
●ロシアンティー
(バラジャムとグリオットジャムを添えて)
これもロシア料理ならではかと。(写真撮り忘れた、残念)
①ジャムをティーの中に入れて飲む、ジャムとティーを一緒に味わう方法と、
②ジャム食べてティー飲んで、ジャム食べてティー飲んでという交互に味わう方法があるが、
コチラのお店では、後者を薦められる。
色々なジャムを味わいつつ、ティーを飲み、食後にまったり、なかなかイイっす。
俺はバラのジャムが一番良かったな。甘すぎないので。
老舗ということもあってか、客層は年配の方も比較的多い。
ロシア料理が食べたくなったら、てか、俺的にはロールキャベツが食べたくなったら、ココだね。
DATA(★3が満点、☆は半分)
オイシサ評価 ★★
オサレ評価 ★★
CP評価 ★★
東京都新宿区歌舞伎町2-45-6 千代田ビルB1
03-3209-4937 ※評価は実際に食事をした結果、LEGO-Yokohamaが独自に判断したものであり、客観的なデータ等によるものではありません。あらかじめご了承ください。