
先輩セレクトのお店で、店名も全く知らなかったんだけど、かなり良かったデス。
外観のエルメスオレンジな看板と壁が目を引く。
店内は、1Fはまさにビストロって感じの雰囲気。
こぢんまりとしていて、本当にパリの路地裏にあるとあるビストロ、みたいな雰囲気を上手く醸し出している。
2Fは天井が高く、ゆっくり落ち着いて食べられる雰囲気。
頂いたMENUはコチラ。
遅れて行ったので、写真はけっこう適当デス。
撮ったり撮らなかったり。
●アンチョビとオリーブのひとくちクロワッサン
いやー、これ美味かった。是非ともワインに合わせたいね。
●人参のラペ
程良い酸味。繊細な味わい。コレは秀逸デス。
●ニース風サラダ
●エスカルゴ

白ワイン、ガンガン進むね。
●キッシュ・ロレーヌ

●自家製ソーセージ

確か限定4食だったような。美味しかった。
レンズ豆も美味。
●シャラン産鴨もも肉のコンフィ

トークも弾み、酔いもまわりはじめて、なんだか覚えてないっす。スマソ。
●フランス産チーズの盛り合わせ
食後にワインと共にまったりモード。
至福の時ですな。
ちなみに、先輩たちが頼んだデザートがすんごい美味かった。
まずは「ヌガ・グラッセ」。
ヌガ(砂糖と水あめを加熱して、卵白を泡立てたものを合わせ、ナッツやドライフルーツをちりばめて成型したフランスのお菓子)美味いよね。
特に香ばしいナッツが好きな感じ。
それから印象的だったのが、「ライムソルべ ウォッカ添え」。
グラスたっぷりに入ったライムソルべの上から、ウォッカをこれまたたっぷりと注いで完成する一品。
酒好きが喜びマス。
ウォッカを注ぐことで、ライムの爽やかさがより一層引き立つような気がする。
ネットで調べたら、今、銀座で勢いのあるビストロの一つなんだとか。
確かに、料理は美味いし、イキイキ、ハキハキと働くスタッフには好感が持てるし、BGMに流れるシャンソンも素敵で雰囲気もかなり好みなお店。
肩肘張らずに済む、緩いけどオサレな雰囲気が、個人的にかなりツボ。
また再訪して別のメニューも食べてみたいな。
PS.
店内には、ピンクの象のオブジェや画が至る所に。
なぜピンクの象?
それは、京都で生まれ、パリで30年以上シャンソニエとして活躍している福田ワサブローさんのシャンソン「Le Nougat」(=店名と同じだね)の歌詞の中に。
どうやら、店主がワサブローさんのこの歌に陶酔し、ワサブローさんの許可を得て、お店の名前としたんだとか。
で、この歌はというと原曲の「Le Nougat」を京言葉でカバーしたシャンソン。
店内でもガンガン流れてるみたい。
歌詞はというと、朝起きて、シャワー浴びようとしたらピンクの象がシャワー浴びていて、僕に「ヌガくれ」「ヌガくれ」と言ってくるというブッ飛んだ内容の歌詞。
ワサブローさん、いいね。
言葉の持つ力を正面からぶつけてきてくれるような、そんな感覚を抱く。
茨木のり子の有名な詩「わたしが一番きれいだったとき」(中学の国語で習った気がする)を歌ったコチラも心を鷲掴みにされる。
DATA(★3が満点、☆は半分)
オイシサ評価 ★★☆
オサレ評価 ★★☆
CP評価 ★★
東京都中央区銀座6-12-2
03-6254-5105 評価は実際に食事をした結果、LEGO-Yokohamaが独自に判断したものであり、客観的なデータ等によるものではありません。あらかじめご了承ください。