緑霞山宿 藤井荘@北信濃小旅行Vol.03
2012年 01月 14日
宿泊したのは、コチラ。
高山村・松川渓谷を望む山峡に佇む純和風数寄屋造りの宿「藤井荘」
昼休みにネットで探していたら、たまたま見つけたコチラのお宿。
HPの写真、口コミの評判の良さ、俺の好きな渓谷沿い&せせらぎ聞こえる&Not部屋食、TEL対応の丁寧さから即決。
到着すると、仲居さんたち揃っての深い礼。
いやいや、そんなん、緊張しちゃうし。
立派な玄関を抜けると、TOP写真の長いカウンターでお茶菓子と抹茶を頂く。
どんな宿なんだろ?うひょひょ♪とみんなテンション上がってマス。
今回、写真いっぱいデス。
お部屋は、今回6人ということもあり、離れに宿泊。
本間10畳+奥の間6畳+控え4.5畳のお部屋。
綺麗な部屋を写真撮ろうと思ったら、みんな即効こたつ入ってるし…
露天(というより展望風呂といった方が正確かも)からの雪景色は、本当に心が癒される。
温泉に浸かってる時が、本当に幸せデス。
父や義弟と語って、白い渓谷を見て、体も芯から温まる。
お風呂の後は、待ちに待った夕食。
夕食は、部屋食ではなく、食事処で。
畳敷きの通路を抜けて、個室へと通される。
畳敷きって気持ちいいよね。
完全個室なためプライベート感あり。
まずは、乾いた喉におビールを。乾杯!!
温泉湯上りのこの一杯がたまらなく美味い。
俺の貧弱な語彙力で、ただただ「うまーい」と言葉を並べても、その美味さが伝わらないと思うので、最初に語っちゃうけど…
料理がどれもとっても美味かった☆☆☆
今まで俺が泊まった旅館の中で、1,2を争う美味さ。
(って、そんなに数こなしてないんだけどさ…)
ココか鹿児島の石原荘が俺の中ではTOPかなと。
●先向附 福と白えびの柚子盛り
富山の白えび、やっぱり美味いよね。
鶴のお皿も縁起よい。
●祝肴 迎春里山の恵み
●温菜 鯛の酒盗家喜
今回、家族旅行でと伝えてあったので。
粋な演出だね~。
●しし肉小鍋仕立て
白味噌仕立てのこの鍋のスープが激ウマで、ほぼ全部飲んでしまった。
●ぽんぽん鍋
いわゆる串揚げですな。
豆もち、椎茸、りんご杏、エリンギポークを自分で揚げる。
米油と植物油をブレンドした特別な油で揚げるので、カラッと揚がって、思ったよりもライト。
●旬菜 根菜のふかし
●鯛赤飯
ハイ、めでたい尽くしにしてもらったのデス。
めで鯛持って記念撮影。
たまには、こういうのもいいよね。
なかなかイイ写真じゃないかと自画自賛。
(撮ってくれたのは、旅館の方だけどね。ま、こういうシーンを創れた事が嬉しいね)
●留鉢 信州そば
●食事 ご飯・清し汁・おしんこ
木島平産のコシヒカリ。ふっくらであまい。
でも、さすがにここまで来ると、お腹いっぱい。
そうしたら、余ったご飯はお夜食にと、おにぎりを握って部屋にそっと置いておいてくれた。
こういうさりげないサービス、嬉しいよね。
こういう時、「おにぎり」って顧客満足度高める抜群のアイテムではないかと思う訳デス。
●甘味 ぜんざい
こちらも美味。
本当にどれも美味しかったな~。
翌朝はよい目覚め。
早速朝風呂。
旅館の向いに、この辺の旅館一体の組合が保有している源泉かけ流しの温泉があるので、そちらへ。
60度の湯に水を加えつつ入浴。
熱っ!!!!!
熱いけど、我慢して入っていると体も慣れてきて、気持ちよい。
でも熱い。ジンジンしてくる。
なので、5分くらいで終了。
5分でも湯上りはぽっかぽか。
その後は、旅館でまたひとっ風呂。
コチラの先祖が真田家・家老であったことから名付けられたという五万石風呂。
朝食は、夕食と同じ個室で。
雪景色を見ながら、湯豆腐,etc
いいね。
朝の景色も素晴らしい。
水墨画の世界。
深山幽谷、美しい風景はずっと見ていても飽きないっす。
純和風の数寄屋造りも凛としていて美しく気持ちがいいし、料理が特に素晴らしい。
父の退職祝いに家族揃って美食と美酒に酔いしれて、みんな幸せそうで良かった良かった♪