2014.06.29 サロマ湖100kmウルトラマラソン Vol.03(START~60km)
2014年 07月 07日

およそ3300人のランナーが100kmという果てしなく遠い道のりに挑む。
100kmとは、東京~甲府、東京~沼津、東京~宇都宮、そのくらいの距離。
スタート直後の沿道には、近所の方やどこかのランニングクラブの方等々、たくさんの方が応援してくれている。
こっちが勝手に走りたいといって始めたレースだというのに、まだ早朝だというのに、マジ有り難い。

が、天気予報では、このあと晴れて気温もぐんぐん上がるとのこと。
涼しいうちに距離を稼がなければ。

●Start:Split(00:02:43)通過時刻(05:02:43)
●10km:Split(01:04:46)Lap(1:02:03)通過時刻(06:04:46)
ざっくり6:00/kmペースなので、まずまず。

初めて他のランナーとすれ違う場面。

それから、勇壮なサロマ湖太鼓の応援があったり、エイドで地元中学生が「頑張ってくださーい!!」と健気に応援してくれたり、女子中学生がハイタッチして「イェ~~イ♪」とキャッキャッ言ってくれたりと、テンション上がる。
キャッキャッ言ってるのは、ハイタッチしてもらったオジサンなのかもしれないが(笑)
とにかく足取りも軽やか♪(…この頃は)
●20km:Split(02:04:00)Lap(0:59:14)通過時刻(07:04:00)
6:00/kmペースをキープ。
20kmを過ぎたあたりから、なんだかとても暑く感じる。
この時の気温が25℃
そりゃ、暑いわけだ。
エイドでは、たまらず「かぶり水」
これサロマ名物!?
頭から水をかけてもらう。
これが最高に気持ちいい♪
25kmを過ぎてから、ウエストポーチに入れておいたエネルギーゼリーを投入。
これでちょっと復活。
●30km:Split(03:03:11)Lap(0:59:11)通過時刻(08:03:11)
33kmを過ぎてからは、オホーツク国道沿いを走る。
直射日光をもろに浴びるゾーン。浴び続けるゾーン。
徐々に体力が奪われていく。
ちなみに、コースの概要はこんな感じ。(公式HPより)

途中のエイドでは、俺が走る時には必ずと言っていいほど手が伸びてしまう「あんぱん」が置かれており、これがエネルギー補給には欠かせない。
今年もいっぱい頂戴する。
暑いせいか、レモンにも手が伸びる。美味いっ!!
走ってる時って、いつもよりレモンが酸っぱく感じない気がして、どんどん食べられるんだよね。
35kmを過ぎてからは、やっぱりやってくる「35kmの壁」
本気で走っても、ゆるく走っても、いつでも出現してきやがる。
壁はしぶとく、己の足が重く鈍くなりだす。
しかし、今年は自作の「ウルトラ兄弟」のゼッケンが効力を発揮。
「ウルトラ兄弟がんばれー」と沢山の方から声援頂きました。ハイタッチもしたり。
本当にありがとうございます。
やる気と元気が漲っちゃうんだな!!
●40km:Split(04:07:42)Lap(1:04:31)通過時刻(09:07:42)
ちょいとペースダウン。
でも、まだまだ計画通り。
41kmを過ぎ、国道からそれて月見ヶ浜へ。
●42.195km:Split(04:20:49)通過時刻(09:20:49)
フルマラソンの自己ベストより一時間以上も遅い。
本気でないにしても、ここまで時間に開きが出るものなのか、と昨年同様今年もちょっと凹む。
ココではモニュメント前で恒例の記念撮影。

ちなみに、この42.195km地点は応援の方が多かったせいか、「ウルトラ兄弟」ゼッケンパワー炸裂で、色々な方から声かけて頂いたり、突っ込んで頂いたりして超楽しかったな。

これから先は楽しいとは別の感情と走っていく訳で…
44kmを過ぎ、またもやオホーツク国道沿いを走る。
暑い。暑い。暑い。気温は27℃
確実に去年のレースより暑いし、体力奪われるな、と実感。
49km過ぎ。問題勃発。
横を走っていたウルトラ弟の姿がふっと消える。
おい、どうした!?と振り返ると、太腿を抑え、しんどそうな顔をしている。
痙攣か?
その後はペースダウンし、とにかく54.5kmのレストステーションまで頑張ろうと鼓舞しつつ、足を前へ運ぶ。
●50km:Split(05:21:12)Lap(1:13:30)通過時刻(10:21:12)
なんとか54.5kmのレストステーション(ホテルグランティア)に到着。
ココではおにぎり(一口サイズ)が食べられるので、塩を振ってもらい、3個くらい頂く。いやー、美味いぜ。
塩分・水分補給しないとね。

俺も義弟もココで着替え。
大会用のゼッケンは4枚配布されるので、事前に付けておいたんだけど(前と後ろに貼る必要あり)、自作のウルトラ兄弟ゼッケンは2枚しか用意してなかったので、ココで新しいウェアに取り付ける。
で、こういう時に限って風が強い。
外で着替えていたんだけど、風でウェアがなびき、50km以上走ってきた状態ではゼッケン取り付けるのもひと苦労。
NHK「ランスマ」のクルー。

オジサンの後ろに優ちゃんがいたんだけどな。チッ、おもいっきりカブってるぜ。
当日の模様は8/2,9のランスマで放映とのこと。
去年の教訓を踏まえ、あまり休みすぎは良くないと認識していたので、休みたい気持ちを押し殺し再スタート。
でも、なんだかんだで20~30分位はいたのかも。ダメじゃん。
★ポイント(自己の備忘録に)★
もしかして、着替えなくていいかも。結構かぶり水もしている事だし。
着替えを省略したら、だいぶ時間短縮につながる気がする。
着替えがてら、やっぱり椅子に座ってしまい、再スタートの出だしが異様に足が重く感じた。
再スタートし、しばらくすると、ウルトラ兄弟ゼッケンがきっかけで、サロマンブルーの先輩とお話しながら進む。
もう65歳は超えてるんじゃないかなー。
これまで19回完走しており、今回が20回目の完走を目指すとのこと。
つまり、憧れの「サロマンブルー」の更に上の称号にあたる「グランドブルー」が、本レースにかかっているという訳。
グランドブルー、カースト制度で言えば、バラモンですよ。
しかし…
先輩「俺は今回ダメじゃ。」
俺「えっ!!でも、全然余裕そうに見えますが。それにグランドブルーもかかってるじゃないですか。」
先輩「このペースでは俺は間に合わん。何回も走っとるからわかるんじゃ。」
俺「そ、そうなんですか。(じゃぁ、今、なんで走ってるの?)」
俺の心の声が聞こえたかのように…
先輩「今、リタイアすると、ゴールで仲間を待つのに時間余って暇だからな。だから、70km地点でワシはリタイアする。そこでリタイアしてバス乗ってゴール地点行けば、丁度仲間がゴールする時間だからバッチリなんじゃ。」
リタイアするのにもここまで考えているとは。
このレースを熟知し、達観してるね。さすがはサロマンブルー。
ますますサロマンブルーになりたくなったぜ。
先輩「兄ちゃん、ワシと走っていると間に合わんぞ。ほれ、抜いて前へ行けっ!!」
俺「はいっ!!ちょっと弟の様子を見てから。後で抜いていきますよ」
そう言って、サロマンブルーの先輩とはお別れ。
この時点で、弟とだいぶ距離が離れており、心配になり逆走し弟の元へ。
前にも増して、辛そうな表情をしている。
太腿をかばった走り方をしていたら、今度は膝にきた、とのこと。
呼吸もだいぶ乱れている。
去年は制限時間30分前にゴールしたんだけど、この時点での去年とのタイム差は40分の遅れ。
仮に、この後去年と同じペースで走ったとしても、単純計算では10分間に合わない、という計算。
決断の時。
ウルトラ兄弟、ここまで一緒に走ってきたが、ココでそれぞれ自己のペースで刻んでいくことに。
まだ58km地点。残り40km以上あるので、この先どうなるかは分からない。
もしかしたら、90km過ぎた頃は、俺が足をひきずり、弟は復活し追いつけるという事もあるかもしれないし。
それに、俺と一緒に走る事で、弟に無理な走り方をさせ、今後のランに支障をきたす事があってもならないし。
ゴールで待ってるぞ!!と肩をたたき、苦渋の決断を下し、一人前へ進み始める。
さっきのサロマンブルーの先輩を抜いていく。
先輩「おう、兄ちゃん!!弟はどうした?」
俺「一人で行く事に決めました」
先輩「おう、そうか。そんなら、行け、行け、ゴール目指せー!!」
俺「はい。ありがとうございます!!」
●60km:Split(07:22:26)Lap(2:01:14)通過時刻(12:22:26)


