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ヴァカンツァ2005 レポ 八日目[食](パリ)

この日のディナーは、シャンゼリゼ大通りある大御所カフェ「Fouquet’s(フーケッツ)」へ。
1901年の創業以来、映画の舞台とされたり、文学賞の選考会場となったり、セレブな著名人が訪れたりと、伝統の歴史溢れる風格あるお店。

未熟な修行僧の俺にとっては、まだまだ敷居も高く感じたが、すました顔で入店してみせる。
夕日のながーく伸びた優しい光も感じられる通り沿いのベスポジを確保。

ヴァカンツァ2005 レポ 八日目[食](パリ)_c0025895_658522.jpg中では重厚感のあるインテリアが鎮座しており、やっぱスゲーよと圧倒させられる。
その後MENUを見て、さらに圧倒させられる。ちと高っ!。
ま、旅もラストということもあり、残った金は使ってしまえ!と自分を言い聞かせ、その場を楽しむことに神経を集中させる。

せわしく料理を運ぶギャルソンをいっちょまえに呼び止める。
「S’il vous plait(スィルヴプレ)」
すると、にこやかな笑顔で振り向くイケメンギャルソン。なんか爽快な気分。
…スイマセン。一回言ってみたかっただけとです。

というわけで、頂いたMENUはコチラ。
(えー、実はもう1ヶ月以上前のことなので、MENUの名前も料理の素材も全く覚えていないス。うる覚えな記憶を頼りに、感覚でキーボードを叩くのみ。イタリアを抜けてパリに着いた時点で、どうやら集中力が切れたのかも。中途半端でスマンです)

ヴァカンツァ2005 レポ 八日目[食](パリ)_c0025895_6582186.jpg●夏野菜のサラダ
20~30種近い厳選素材を使った
サラダ。
マスタードチーズっぽいソースをかけてさっぱり頂く。
特筆すべきは、やっぱ珍味トリュフかな。俺にとっては、滅多に食べる機会ないし。
ヴァカンツァ2005 レポ 八日目[食](パリ)_c0025895_6583551.jpg●サーモンステーキ
デカいサーモン。
この筋繊維が見えるかのような引き締まった肉にウマさが染み込んでいるんだな。
きっと運動神経抜群なサーモンだったに違いない。
ヴァカンツァ2005 レポ 八日目[食](パリ)_c0025895_6585073.jpg●ローストチキン
鶏の皮は香ばしく、肉はやわらかに締まっている。
普通のローストチキンとは違って、何となくだがお上品でセボーンな味で満たされる。
ボリュームが結構あるので、1人で完食するには最後飽きるかも・・・。
ヴァカンツァ2005 レポ 八日目[食](パリ)_c0025895_659583.jpg●ポテト&チーズ
ローストチキンの付け合せ。てか、これだけでも存在感のあるボリューム。
ポテトが優しい味でおしかったナ。
料理は全体的にお上品な味つけだが、「おー!うめー!」と感嘆するほどのインパクトには欠けていた気がしたなー。
そして、1つ残念というか仰天したのが、ミネラルウォーターの金額。
何と500mlで8.5ユーロ!(本日の為替で換算するとおよそ1,150円)
尋常ならざる値段の高さに目を疑ったほど。グラスワインよりも割高。

ま、ココの魅力は、料理の味やサービスのみで判断するのではなく、伝統ある風格とかシャンゼリゼ通りを眺めながらの優雅な雰囲気とか、そういうトータルな面から判断すべきなのかもしれない。
実際、ワイングラス片手にシャンゼリゼ通りを眺めるだけで、なんかココロオドル感じだったし。
最後の晩餐に、世界の有名店で食事をできたことはなかなかイイ思い出デス。


ヴァカンツァ2005 レポ 八日目[食](パリ)_c0025895_6592953.jpgDATA(★3が満点、☆は半分)

オイシサ評価 ★★
オサレ評価  ★★★
CP評価    ★

次回は、最終日。
機中にて今回の旅を振り返る。

※評価は実際に食事をした結果、LEGO-Yokohamaが独自に判断したものであり、客観的なデータ等によるものではありません。あらかじめご了承ください。
by LEGO-Yokohama | 2005-09-02 07:11 | いい旅

横浜を中心に「いい店」、「いい風景」をご紹介! その他、徒然なるまま感性の赴くままに日々の出来事を綴るブログ。 最近はランニングネタもちょいちょい。


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